DRACULA
あの松平健が宙乗りする舞台、
ミュージカルロマンス『DRACULA ~ドラキュラ伝説~』を観に
新国立劇場へ。
この日ロビーに飾られたスタンドの花の豪華なこと、
その贈り主の豪華なこと。
そして、舞台のセットや衣裳の豪華なこと……
シンプルなセット、衣裳で演技だけで見せるのもいいけれど
こういった華やかな舞台は、それだけで期待が高まります。
ストーリーは
15世紀半ば、トランシルバニアの名門、ドラキュラ伯爵は
勇敢な軍人であると同時に学識豊かな学者でもあった。
このあたりの設定、ドラキュラのモデルとされている
ルーマニアの串刺し公ヴラド・ツェペシュを連想されます。
しかし、最愛の妻を流行病でなくした彼は我を忘れて悪魔メフィストと取引する。
それは、妻の命と引き替えに、吸血鬼になるということだった。
当然、そこにはメフィストの罠がひそんでいた。
メフィストは愛妻がよみがえるのは「今すぐ」ではなく、「いつか、どこかで」と宣告する。
それから400年。
ドラキュラは妻との再会を待ち続けていた。
そしてある日、妻と生き写しの娘ミーナがロンドンに住んでいるのを知る。
城を出れば、宿敵、ヴァン・ヘルシングの思うつぼ。
それでもドラキュラは危険をおかしてロンドンに向かう……。
原作『吸血鬼ドラキュラ』に近いドラキュラストーリーですね。
まあ、想像通りのロマンティックなドラキュラでした。
昔、テレビで大林宣彦監督が「ドラキュラは恋する男である」
というような発言をしていて印象的だったけれど、
そんな感じ。恋する男としてのドラキュラ。
こういう内容、私は割と好きです。
大澄賢也さんの演技がひとりだけショー的でちょっと異質だったような気が。。。
彼にはもっと歌やダンスが多いミュージカルのほうが似合っているんじゃないかな~。
とか。
ミーナ役の剱持たまきさんが
キーが合っていないのか、たまたまこの日、調子がよくなかったのか
歌がちょっとつらそうだな~。
など、ちょっと気になる点もなかったとはいわないけれど、
劇団四季在籍当時から、
それまで緊張していたその場の空気を、ふっ、と抜いてくれた
光枝さんが、やはりいいところで和ませてくれたり
個人的には、メフィストのキャラクターはかなり気に入ってたりもするし、
全体の印象は、一途で、純粋で、ロマンティックで、哀しくて
ある意味メルヘンで……
おそらく制作者の意図通りのステージが出来上がっていたんじゃないかなと思います。
松平健さんの舞台は初めて観たけれど……
さっきまで杖をついて歩いていた人が、
カーテンコールでは席を立って身を乗り出して拍手をしている。。。
そうさせてしまう健さんってすごい人だな~、
健さんのパワーって凄いな~と実感。
【CAST】
松平 健 = ドラキュラ伯爵
紫吹 淳 = ルーシー・ウェステンラ
剱持たまき = ミーナ・マリー
鈴木綜馬 = ヴァン・ヘルシング教授
大澄賢也 = ジョナサン・ハーカー
光枝明彦 = 執事バベル
藤本隆宏 = アーサー・ホルムウッド
園岡新太郎 = メフィスト
安崎 求 = ジャック・セワード
真織由希 = ゼルマ
初風 緑 = ナディア
初嶺麿代 = ローラ
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