赤坂ACTシアターのこけら落とし公演
『トゥーランドット』へ。
プッチーニのオペラとはまた違った『トゥーランドット』。
「誰も寝てはならぬ」のない『トゥーランドット』ってどんなでしょう?
楽しみに出かけた私の目に飛び込んできたのは
劇場前の人だかり。
チケット引き替えの場所がわからなかったので
招待状を見せてスタッフに聞くと、
当日引き替えのところに並ぶように言われる。
で、並んでいると、当日引き替えのスタッフから、
招待状の引き替えはテントで行われている、と聞かされた。
ああっ、もうっ。
知らないんだったら知らないって言ってよ~
ちなみに、劇場前の混雑は、レッドカーペットのためでした。
やや不愉快になりながらも席について、いよいよ開幕。
ものごとがスムーズに運ばなかったときは
舞台が始まっても、なかなか集中できないんですよね。。。
始まって早々に通路に人がいるから、
遅れて入場した人かと思いきや、役者さんでした。
この舞台、役者さんが通路を通ることが割と多いかも。
通路に荷物を置かないように、という注意が聞こえなかったけど
ちゃんとチェックしていたのかな~?
そういえば、荷物とは関係ありませんが
(近くの席だったので、荷物がなかったのは見ていました)
どなたか通路で転倒していましたが。。。
アーメイ、やっぱセリフになるときついわぁ。。。
もっと歌を増やして、セリフを減らしてあげればいいのに。。。
個人的にはこの声質だと、もっとセクシーな役を観てみたいなぁ。。。
今回のお目当ては北村有起哉だったけれど、
(ひょうひょうとした演技が好きです♪)
目を奪われたのは「流し目王子」こと早乙女太一の動きの美しさ!
製作発表の席で観たときは特別な印象がなかったのに
舞台になるとキレイ綺麗きれい。
いや~、実に美しい
さすがです。
安倍なつみもがんばってていいねぇ。
舞台俳優(舞台出身)の中で、大健闘していました。
先月観た『わらしべ夫婦双六旅』には矢口真里が出ていたけれど
元モー娘。(二人とも卒業したんだよね?)たちも
いい活躍してますね。
この日は初日ということもあって、
演出の宮本亜門さんをはじめ、
スタッフの方々も観客席にいらっしゃいました。
だから、カーテンコールで登壇なさると思ったのに、なし。
ちょっとガッカリ~
【STAFF】
演出 = 宮本亜門
音楽 = 久石譲
衣装 = ワダエミ
脚本 = 鈴木勝秀
作詞 = 森雪之丞
【CAST】
アーメイ = トゥーランドット
岸谷五朗 = カラフ
中村獅童 = ワン
安倍なつみ = リュー
早乙女太一 = ミン
小林勝也 = ティムール
北村有起哉 = 物売り
この劇場、内覧したときから、座席の前後が狭いな、
とは思っていました。
でも……ロビー通路も狭かったんですね。
休憩時間にトイレに行こうとしたら、大渋滞。
飲みものを買う人の列と、立ち話をしている人で
通り抜けるスペースがない!
ロビーは通り抜けられない、と判断して一度客席に戻って
別の出口から出たんですが。。。
なんでこんな造りにするんだろう?
こんなにモヤモヤするのは、ここ以前も劇場だったんですよね。
以前のACTシアターは1、2度行った程度だったので
細かな記憶はないのですが……。
その時の経験を活かさないの? いう疑問が。。。
座席は堅めで座り心地はいいし、
舞台を観やすいように配置する、といった配慮もなされている。
それなのに、どうして気付かないんだろう?
バリアフリー化もなされているらしい。
(資料ではそうなっているし、確かに造りそのものに関していえば
私の印象でもそんな気がするけれど、
松葉杖や車いすの方が実際に行かれて、 そうでもなかったらゴメンなさい)
だけど、 いくら階段をやめてスロープにしたといっても
通路が通れなかったら意味がない。
あの日のあの状況で、車いすが通れるように道を空けたくても
それだけのスペースはなかった、と思う。
私だったら、少なくとも移動したい人のために
ロープで仕切るのになぁ。。。
この劇場にはもうひとつ問題があって、
客席は当然、ロビーも禁煙。
喫煙所は外にあるのですが、人が出入りすると
もろにロビーに煙が流れ込んできます。
風向きのせいで、たまたまだったのかもしれないけれど、
ここまでヒドイのは、他の劇場では覚えがありません。
強いて言うと、ロビーでの喫煙が可の紀伊國屋ホールが
同じくらいでしょうか。。。
そんな混雑の中、知り合いをスタッフに見つけたのでご挨拶すると
「すみません。明日から少し考えます」
普段の私だったら、「初日ですから仕方ないですよ」ぐらい言うところですが
この日ばかりは本心が口をついて出ました。
「そうですね。それがいいですね」
ということで、おそらく今頃は改善されていることでしょう。
それなら、混乱していた初日じゃなくて、
別の日に観に行けばよかったな~。
劇場に関して、私の目は厳しくなっていますが、
それは新しい劇場ということで、期待していたからこそのこと。
バリアフリー化を謳うのなら、もうちょっと配慮してほしかった。
新しい劇場なら、座席ももっと余裕を持たせてほしかった。
(土地柄、座席数を増やしたい気持ちもわかりますが・・・)
新しい劇場なら……。
恐らく、ですが、考えて造ったのだと思います。
これだけのスペースがあれば、たとえ車いすでもラクに移動できます、と。
理論上ではOKだったんでしょう。
だけど現実はそうじゃない。
トイレに行ったり、何か呑んだり食べたりする人の流れ、
それ以外にも、
ずっと座っているのがイヤでとりあえずロビーへ出てみた人、
とりあえず動いていたい人(このタイプは違う階をうろうろしたりする)
同じところに座っているのはイヤだけど、特に何かしたいわけでもなく
とりあえず立ち話をする人……。
それらが入り乱れることは、想定外なのでしょう。
というか、正直なところ、どう動くのがどれだけの人数いる、
というのは計算できないでしょう。
だけれど、こちらとしては新しい劇場には
それだけのものを期待してしまうんです。
いまさらどうしようもない点もあるでしょうが、
できる範囲で、少しでも改善されることを願っています。
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